先日、吹田市にて開催された高齢者見守り体制づくり講演会に出席しました。
高齢化社会に伴い、ひとり暮らし高齢者、認知症高齢者および徘徊高齢者(以下「高齢者等」)の増加が見込まれる中で、高齢者等が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために地域社会全体で支援するための体制が不可欠になっています。その体制づくりに一環として様々な事業が展開されています。
- (1)高齢者支援事業者との連携による見守り事業
- (2)徘徊高齢者SOSネットワーク事業
- (3)救急医療情報キット配布事業
高齢者等を地域全体で支援し、見守る体制をつくる事業
高齢者等の迅速な安全確保とその家族の精神的負担の軽減につなげる事業
65歳以上の高齢者等が、医療情報や緊急連絡先等を入れた容器(キット)を自宅の冷蔵庫で保管することで、万一の緊急時にかけつけた救急隊員がキットの情報を活用し、適切で迅速な救急医療に役立てる事業
何故、上記の事業が展開されているかと言うと、高齢になると様々なリスクが発生すると言われています。
高齢によるリスク事例
- 対人拒否
- 鍵・ガスの開け閉め
- 脱水
- 低体温・
- 誤嚥
- ヒートショック
- 交通事故
などがあります。
そういったリスクを少しでも回避するために、地域社会との共生を目指して助け合いをしていく必要があることを学びました。